ストレスを理解する

心理学

ストレスの正体

ストレスとは、本来の意味は心が受ける反応の事
・感動したこと
・嬉しかったこと
・驚いたこと
・悲しかったこと
など、人間の心が動いた事をストレスと言う

人間の祖先は、とても弱く、多くの生物に怯えて暮らしていた。
その為、生き残るために、恐怖体験を、しっかり記憶する!様に
遺伝子に組み込まれている。

その為、現代に生きる私たちも辛い記憶が残りやすくなってしまった。
結果:辛い事・悲しい事に敏感になってしまっている
ストレス=悪と認識されるようになっている

・ストレスとは、心が受ける感情の事
・人間は元々、恐怖体験や辛い記憶が残りやすい

私たちの祖先は、1人では生きていくことが出来ませんでした。
狩りをすることも、作物を採取することも1人では難しく人との関係を構築する必要が有りました。
その為、特に人間関係には敏感になっています。

私たちの祖先は1グループ20名ほどで形成されていたと言われています。
現代を生きる私たちは、祖先の時代よりも多くの人間関係が必要となります。
私たちが環境に合わせて進化を遂げていたとしても、遺伝子に組み込まれた情報は進化していません。
家族・友人・恋人・職場や学校・生活をする中で多くの人間関係を構築しています。
また、SNSの発展を通じて多くの人と繋がっています。

結果、悪いストレスを感じやすい状況になってしまっている

ストレスで体調が悪くなる?

ストレスを抱えると体調って悪くなることが多いです。
しかし、心や気持ちのことなのに何故体調が悪くなるのか?

ストレスによる体調不良の一例をご紹介
・頭痛・眩暈
・動悸・息切れ
・不眠・過眠
・食欲不振・暴飲暴食
・胃痛・吐き気
・下痢・便秘
など、多くの体調不良の例が挙げられていましす。

ストレスによる体調不良の主な要因として考えられているのが、
自律神経のバランスが(交感神経と副交感神経系)崩れる事です。自律神経のバランスが何故重要なのか?
交感神経と副交感神経の働きは…。

交感神経:主に活動をする時に働く神経で、体の機能を活性化させる役割

副交感神経:主にリラックスや休息時に、体を落ち着かせる役割

極度のストレスを感じてしまうと、交感神経ばかりが働いてしまいます。
その為、体を回復させる働きのある副交感神経の働きが悪くなります。
結果:体の回復がしっかり出来ず体調を崩してしまう事になります。

・ストレスで体調不良になる。
・原因は、自律神経のバランスが崩れる事により体が回復しない。

たかが、ストレスと侮ってはいけませんね。
気合いや根性で乗り切れる!そんな事は、有りません。
私たちの環境は、日々変化しており10年前よりも、人間関係は多様化しています。
当然ストレスを感じる機会は増えているのです。

良いストレス・悪いストレス

ストレスには種類があります。
その中で、重要なのは良いストレスと悪いストレスがあるという事です。
先ほども記載しましたが、ストレスは心が感じる現象を表します。

良いストレスとは、自身を成長させるストレスの事です。
例えば、大勢の前で発表する。緊張します。
どれだけ慣れた人でも緊張をします。そして、ストレスを感じます
しかし、そのストレスを上手く利用して大きな成果を上げることが出来ます。

ストレスを感じるので、事前に準備や練習を行います。
何も感じなければ準備などしません。ストレスとは本来、この様に自身を大きく成長させる為に必要なものです。
しかし、この様なトレスも継続てして感じてしまう事はNGです。

悪いストレスとは、
・肉体的なストレス
・経済的ストレス
・社会的ストレス

を引き起こす事です。
上記ストレスを感じてしまうと心にダメージを受けてしまいます。
例えば、ブラック企業などで働いている状態です。
厳しい環境で働いていると、肉体的に辛くい肉体的ストレスを感じます。
また同時に働いていないと経済的に不安がありストレスを感じます。その様な環境からは、良い状態は生まれません。一刻も早く逃げる事が必要となります。

・ストレスには良いストレスと悪いストレスがある
・良いストレスを積極的に利用して自身を成長させる
・悪いストレスは状況を変えなければならないので逃げる必要がある

良いトレスと、悪いストレスをしっかりと見極めることが重要となります。
上記以外にも、多くの人間関係が存在する現在では、日々の進化に伴い新しいストレスが現れます。
SNSにての誹謗中傷、いいねを貰えなかった。投稿した書き込みを見て貰えなかった!
新しく生まれたストレスです。
今感じているストレスが良いストレスなのか?悪いストレスなのか?を見極める必要が有ります

まとめ

まとめ

ストレスは心が受ける反応を表す。

ストレスで体調を崩す要因は、自律神経のバランスが崩れてしまう事が主な要因

ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあり
良いストレスは自身を成長させる
悪いストレスは自身に害を及ぼす

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